━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PHAN. [ A.P.F. Mail Magazine ]
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■No.002 ■2002-02-11
--------------------------------------------------------
●はじめに
--------------------------------------------------------
こんにちは、ぽん輔です。
みなさん毎日忙しいですか。

急いでるときには、
なかなか寄り道できませんよね。
そんな時にふと関係ない街角を曲がったりしたときに、
本来の目的を忘れちゃうぐらい
素敵な事に出会ったりするんですよね。

だから、あえて寄り道してみたい。
そんな感じで。

では第2号も、お楽しみ下さい。

--------------------------------------------------------
▼INDEX▼
●「A.P.F.」NEWS
(1)新しい人
●お薦めモノ
(2)音楽
(3)本
(4)INTERIOR<BITCHAR-G / TOMY>
●ボランティア
(5)くわまん日野日記<第一部 =地震発生=>

--------------------------------------------------------
●「A.P.F.」NEWS
--------------------------------------------------------
(1)新しい人
A.P.F.に新たに一人、STAFFが加わりました。
「たつや」さんです。
近いうちに素敵なお話が寄稿されるかも。
みなさん、お楽しみに。

--------------------------------------------------------
●お薦めモノ
--------------------------------------------------------
(2)音楽
「HIGHWAY 61 REVISITED / BOB DYLAN」
時代を変えたと言っても大袈裟ではない、
『LIKE A ROLLING STONE』を含む名盤。
邦題である『追憶のハイウェイ61』はどうにも好きになれないが・・・。
では本題。
裏ジャケットにも見られるように、
初めてエレキに持ち替えてレコーディング。
これまでは子供のおもちゃだったロックを、
現代アートの域まで引き上げた、ディランにはただただ脱帽。
1941年5月24日生まれ。
80年代、90年代を越え、21世紀の今もなお、彼が輝き続けてると、
誰が想像できただろう。
過去を否定せず、過去に縛られず、
彼はどこへ、たどり着こうとしているのか。
そんな中でひとつと言われたら
迷わずこのアルバムを推薦しますね、僕は。
= ぽん輔 =

(3)本
「リトル・トリー / フォレスト・カーター著」
私のお薦めは、リトル・トリーです。かなり泣けます。
心が洗われます。
このお話は、美しい自然の中、
アメリカインディアン・チェロキー族の祖父母の愛情に包まれて
『インディアンの生き方』を
学んでいく少年リトル・トリーの物語です。
リトル・トリーは、著者フォレスト・カーターのインディアンネームで、
インディアンの血を引く
著者の幼少年時代の回想を膨らませた作品だそうです。
1991、ニューヨークタイムズの
ペーパーバック部門ベストセラー1位、2位(17週間)
全米書店業協会が
『売ることに書店が最も喜びを感じた本』として、
表彰されています。
(こんな賞があるのもアメリカらしいですよね)
なんだか、出版社の売り込みみたいになっちゃいましたが、
大好きな本なので、
熱っぽく紹介させてもらいます。ぜひ読んでください!!
= でんでん =

(4)INTERIOR<BITCHAR-G / TOMY>
トミカってご存知ですか。
まぁ簡単にいうとミニカーなんですけどもね。
誰しも1台は持っているかもしれません。
知らない人はおもちゃ屋さんに行きましょう。
実物があるはずです。
そんなミニカーと同じサイズの素敵なラジコンが
「BITCHAR-G(ビットチャージー)」なのです。
プロポで簡単に充電でき、大きくないのでどんな部屋でも楽しめる。
トミカと同じサイズなので、
市販されている同じ街のコースが楽しめる。
チャネルが4つ用意されてるので、4台まで同時に走らせれる。
なのでみんなでワイワイ楽しめる。
簡単な操作でドリフトなど自由自在。
プロポからアンテナが伸びて巻き戻して収納、
メカ心をくすぐられる。
などなど、いろいろ楽しさてんこもり。
みなさんもどうですか。
買いませんか、いや買いましょう・・・。
こんなに深く薦めるには理由があります。
やっぱ一人だと楽しくないんだもん。

ビットチャージー公式HP
http://www.tomy.co.jp/bit_charg/


次号予告<IXY-DIGITAL / CANNON>
= ぽん輔 =

--------------------------------------------------------
●ボランティア
--------------------------------------------------------
(5)くわまん日野日記<第一部 =地震発生=>
10月6日
それは昼食後の休憩をとろうと座った瞬間だった。
ドーンという音とともに大きな揺れに襲われた。
この時、私はまだ事の重大性に気付かなかった。
「あ、地震だ」くらいにしか思わなかった。
ところが、揺れはおさまるどころか大きくなってくる。
「あ、ここは本棚の真下じゃないか!」
「逃げないと」
しかし、とても立てるような状況ではなかった。
しかたなく本棚を押さえて揺れがおさまるのを待つことに。
しかし、なかなか揺れはおさまらず、
長い長い時間に感じられた。
どれくらい長かったかというと
「本棚を押さえている、この状況を客観的に見たらかっこ悪いだろうな〜」
とか考えてたら
「もしかしてこれドッキリちゃう?」などと
わけのわかんないことにまで
考えがおよんじまうくらいでした。

被害の方はというと、しばらくの停電、電話が不通、
テレビが倒れ、冷蔵庫が歩いた、
といったところでしょうか。
NTTには修理の依頼をしました。

夕方、一人暮らしの弟の友人が訪ねてきた。
電話が通じず心配した弟から頼まれたとの事。

夜、重大な事実に気付いた。
誰もいかなかった部屋の棚が倒れて、
その上にのっていた電話が落ちていたのである。
なんと!
電話の不通は受話器がはずれていただけのことだったのである。
NTTになんて言おう。恥ずかしー。

10月7日
この日、私は寝不足だった。
夜中に何度も大きな余震があり、
その度に目が覚めたのである。
心臓がバクバクいっていた。
どうやら無意識下でそうとう地震に恐怖を感じていたらしい。
しかも、地震があると数分後に防災無線のサイレンがなり、
これに反応した犬(田舎なんで近所にたくさんいる)が
いつまでも吠え続けるのである。
つまり、一度の地震で30分間は強制的に起こされているのだ。
昼、私は立ちつくしていた。
本が部屋中に散乱している、自分の部屋を見つめて立ちつくしていた。
この部屋を片付けるのはB型の私には不可能とおもわれた。
私は思った「見なかったことにしよう」

10月8日
この日も地震→サイレン→犬の三段攻撃に悩まされた。
さすがにこれ以上見なかったことにはできず、
部屋の片付けに着手。
しかし、5分の1程片付けたところで
永久に終わらないような気がして面倒くさくなってきた。
やはり、彼は思ってしまったのである
「見なかったことにしよう」
結局、この部屋が片付くのは10月も終わろうかというころだった。
いや、一説によると12月17日現在において
まだ片付いていないとか・・・

以下次号へ・・・
= くまわん =

--------------------------------------------------------
●編集後記
--------------------------------------------------------
こちらメールマガジンの名前は「PHAN.」。
読みにくいかもしれませんが「ファン」と読みます。
「phantasm(想像の産物)」と「fun(楽しみ)」をかけた造語です。
いろいろ楽しい事を想像して作っていきましょう、という事です。

ではでは、また。

配信数:18件(2月11日現在)

【発行】 A.P.F.
【編集】 ぽん輔(浅井大輔)

--------------------------------------------------------
◇「PHAN.」は不定期配信です。
◇ご意見・お問い合わせなどは下記メールアドレスまで。

--------------------------------------------------------
■□□ web A.P.F.
□■□ http://www2u.biglobe.ne.jp/~start-up/apf/
□□■ apf@fn.freeserve.ne.jp

--------------------------------------------------------
Copyright(C)2000-2002 A.P.F. テキストの転載などはフリーです。

BACK