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PHAN. [ A.P.F. Mail Magazine ]
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■No.005 ■2002-03-16
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●はじめに
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こんにちは、ぽん輔です。
『ココロはコロコロ変わらない』、というお酒のCMがありました。
このCMを見て、以前、ある先生から聞いた言葉を思い出しました。
『コロコロ変わるからココロという』。
結局、同じ事を言っているんですよね。
移ろいやすいものだから信念をもって生きたい、
という事でしょうか。

そんな思いで第5号の始まりです。

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▼INDEX▼
●「A.P.F.」NEWS
(1))「PHAN.」配信元の追加
●お薦めモノ
(2)映画
(3)音楽
(4)誘われてフラフラ
<SNOW DECK - JUNKYARD - / BURTON>
●ボランティア
(5)くわまん日野日記
<第四部 =続・日野町にて -旅立ち- 前編=>

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●「A.P.F.」NEWS
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(1)「PHAN.」配信元の追加
今号よりBIGLOBEメルマガ「カプライト」でも
配信を行っております。
カプライト「PHAN.」のページ
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/5357.html

バックナンバーはこちら
http://www.apf-jp.net/

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●お薦めモノ
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(2)映画
「ショーシャンクの空に」
「映画は泣けてなんぼのもん」という私の、
大好きな映画No1がこれ。
もうねー、とにかくいいのよ。
ズッポリとはまってしまい、すでに30回は見ました。
この映画のテーマは「希望」。
冤罪で投獄された元エリート銀行マンが、
強固な意志で脱獄するまでの
20年間の日々を描いたストーリーです。
なによりも映像の美しさと、
ストーリーの痛快なほどの裏切りは感動ものです。
ラストシーンに広がる美しい大平洋は、
まさに鳥肌ものでした。
主演が最近監督としても有名なティム・ロビンス。
「希望は危険だ」と語る老服役囚を
モーガン・フリーマンという非常に渋い配役です。
この役者達が演じるストーリーは、
ラストのシーンに至るまで数々の伏線が引かれており、
何度か見て初めてわかるトリックも多いのが特徴。
さすが原作スティーブン・キング、やられました。
この後ティム・ロビンスは監獄モノにはまったらしく、
自身の監督作品として
「デッドマン・ウォーキング」
(主演:ショーン・ペン)を作ってます。
また監督のフランク・ダラボンも、
後に「グリーンマイル」
(これもスティーブン・キング原作)を作るなど、
どうも監獄モノって作り手にも面白いみたいですね。
ジーンとくる感動が欲しい時は
ぜひとも見てね、の一本です。
= やっくん =

(3)音楽
「31st CENTURY ROCKS / HOFF DYLAN」
ボブ・ディランではありません、念のため。
まぁ、個人的には両方好きだからいいんですが。
って、そんな問題でもありませんね。
それはさておき、
レコード会社移籍を機に前作より2年9ヵ月ぶりとなる
オリジナル・アルバムが出来上がりました。
最近では個人活動が多かったのですが、
それを経て、
さらに一歩前に進み出したかのような仕上がり。
今までのホフのイメージと少し違いますが、
自由奔放、やりたい放題。
期待を裏切らないポップ・チューンの数々で
実に気持ちいい音になってます。
たとえるなら、ホフ・ディラン版「ホワイトアルバム」。
= ぽん輔 =

(4)誘われてフラフラ
<SNOW DECK - JUNKYARD - / BURTON>
冬も終わっちゃいましたね、もう春です。
みなさんは今年の冬どんな感じでしたか。
僕はこれで遊んでました。
簡単に言うとね、
道端で遊ぶスケートボード感覚のスノーボード。 
デッキの下にスノーボードを取り付けた2枚構造になっていて、
従来のスノーボードだと
ビンディングでシューズを板に固定しますけど、
これはは固定せずデッキの上に直接足を乗せるんですよ。
まさしくスケボー。
楽しいんですけど、僕は基本的にスポーツが出来ません。
なので本当に本当にただただ個人的に楽しんでるだけです。
ゲレンデでなんてもってのほか。
ひっそりと遊んでました。
購入するときに店でビデオを見たんですが、
その上手いのなんのって。
到底たどりつけないですね。
でも、上手くなくても楽しさは補償付。
みなさんも是非是非。
そうは言っても補償される相手が、
僕ではねぇ・・・。

BURTON HP
http://www.burton.com/

= ぽん輔 =

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●ボランティア
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(5)くわまん日野日記
<第四部 =続・日野町にて -旅立ち- 前編=>
10月21日
それは未明に起こった・・・。ガラガラガラ!バシン!
何者かが乱暴に部屋に入ってくる音で、
浅い眠りがさえぎられた。ドタドタドタ!ドタン!
その人物は私の横に寝っころがった。
すると1分もしないうちに・・・、グゥ〜グゥ〜!
「もう寝たんかい!それにしてもすごいいびきだ」
と思ったが、このときは私もすぐに再び眠りに落ちた。
・・・・・・
「なんか寒い」、目が覚めると、掛けていた毛布がない!
暗闇のなか見渡すと、さっきの人物に奪い取られたようだ。
無理やりとりかえそうとしたが、
結局1枚は強く握りしめていて奪回不能だった。
「寒いな〜」と眠れずにいると、今度は・・・、バキ!
「痛てぇ!」、殴られた。
しかたなく少し離れ気味に移動したが、やっぱり・・・、
バキ!!!
「痛ったいな!もう!」、蹴られた。
そんなこんなで、明るくなりはじめるころ、
その人物は部屋を出ていった。
そのとき見たのは、BBさんの姿だった・・・。
BBさんはスタッフとして活動されていた方である。
通常スタッフはセンターで寝るのだが、
BBさんはボランティアとの連帯感のようなものを作ろうと
体育館で寝るようにしていたらしい。
とてもいい人だった。
だが、しかし、でも、「眠る人間公害」、「眠る人間凶器」。
忘れはしないだろう。

午前中、蔵の土壁の崩れ落ちた部分を
シートでおおう作業をしているとき、
みんな心なしか嬉しそうだった。
私にいたってはウキウキしていた。
昼には「おこわ」の差し入れがあるときいていたのだ。
作業が終わり、「もしかしてなくなってるかも」との
一抹の不安をもちつつもセンターに帰ると、
あった、ありました。
久しぶりのおいしいお米。
うぅ、嬉しい(涙)。

午後からは、屋根にシートを張りに行った。
現場に着くと、その家のおばあちゃんから、
二階の屋根の棟瓦のあたりが壊れているとの説明をうけた。
しかし、この家の二階は広く、当然その屋根も大きい。
それを見上げた私には屋根が
「そびえたっている」ようにしか見えなかった。
来ていたのは、
ヨッシー、ぽん輔、あべちゃんに私のA.P.F.メンバーと
はらっぺにスキンヘッドのおじさんであったが、
この屋根にのぼれるのは、高い所が大好き(?)ヨッシーと
高い所も大丈夫あべちゃんだけだった。
「屋根の上に二人だけでできるんだろうか」
との不安もあったが、とりあえずやってみることに。
そこで、考え出されたのが、
シートをたたみ直して屋根の上でひろげやすくすること、
シートを張る面積をなるべく小さくすること、
屋根の上でも持ち運びやすいよう土嚢を減量化すること。
実は、これらは、
後にシート張りの技術が確立してからもされていること。
それをこの段階でやっていたとは、今思えばびっくりである。
時代の最先端。
すごいぞA.P.F.!やったぜA.P.F.!

10月23日
夕方バイトが終わった頃、ぽん輔から電話
「今日で日野町から撤収するんで、
米子で飯でも食いません?」
てことで、とりあえず、場所の分かるガストで待ち合わせ。
駐車場で待っていると、
ヨッシーのキャラバン(二人乗り)がやってきた。
三菱大好きあべちゃんは昨日帰ったということだった。
それから、はらっぺも帰ったということだった。
ファミリーネームまでつけてたのに逃げられたらしい。
そんなにあやしいか!みんな「web A.P.F.」に入ろう!
「入ってくれぇ〜!」(ぽん輔の叫び)
あ、なんか話がそれてるな。戻そう。
ヨッシーは「焼き魚」を強くご所望だったが、
移動が面倒臭くて結局ガストで夕食。
食事中、ヨッシーとぽん輔がA新聞の
取材を受けたと聞いた。
A.P.F.に興味をもったらしいということだった。
またまたすごいぞ!A.P.F.!

その後、やまごんと待ち合わせ。
ぽん輔が自転車と寝袋をかりるらしい。
なんでも、放浪の旅人ぽん輔は
移動資金を得るために仕事を探すつもりで、
その間野宿するつもりだとか・・・。
彼の怪しさはとどまるところを知らない!

ヨッシーのキャラバン、
私のシルビアの前で記念撮影して別れた。

以下次号へ・・・
= くまわん =

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●「PHAN.」について
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読みにくいかもしれませんが「ファン」と読みます。
「phantasm(想像の産物)」と「fun(楽しみ)」をかけた造語です。
いろいろ楽しい事を想像して作っていきましょう、という事です。

【発行】 A.P.F.
【編集】 ぽん輔(浅井大輔)

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◇「PHAN.」は毎月1・16日配信です。
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