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PHAN. [ A.P.F. Mail Magazine ]
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■No.006 ■2002-04-01
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●はじめに
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こんにちは、ぽん輔です。
気付けば4月、毎日暖かいですね。
こんな日が続いていると、
お部屋でゆっくりといろいろ考えているよりも、
外で動き回っていたいモノですね。

そんな春の陽気に誘われて、第6号の始まりです。

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▼INDEX▼
●「A.P.F.」NEWS
(1))今月の誕生日
●お薦めモノ
(2)いつまでも手元に置いときたい物
(3)音楽
(4)映画
●ボランティア
(5)くわまん日野日記
<第四部 =続・日野町にて -旅立ち- 後編=>

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●「A.P.F.」NEWS
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(1)今月の誕生日
誕生日、この日からその人の物語が始まりました。
親に感謝、友人、恋人に感謝。
でも一番は今までがんばってきた自分自身。

それでは今月の誕生日の紹介です。

4月の誕生日。
2日 くわまん
26日 やっくん(角俊一)
30日 マーシー(山下弘彦)

みなさんお祝いしましょうね。

※読者の方で誕生日を未登録の方、ご一報お待ちしております。

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●お薦めモノ
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(2)いつまでも手元に置いときたい物
最近携帯電話を変えました。
まわりからはカラーでないのでボロクソに言われ続け、
最近やっと最新の物に変えました。
カラー画面はきれいですね、音も16和音でいい音色やし。
着メロも
最近ハマッテいる「ベット・ミドラー」の「ローズ」にして楽しんでます。
(「ベット・ミドラー」は歌が上手いと聞いていましたが、
これほどとは思いませんでした。
「ジャニス・ジョップリン」を
モデルにした映画「ローズ」のエンディングになっている曲ですね。)
しかし手元には前の携帯電話があります。
普通は新しい携帯電話をもらう時に、前の物は返却しますよね。
しやけど、何でか手元に残してます。
捨てるのがもったいない?
でも持ってても使うことがでけへん。
貧乏性というか、愛着があるというのか。
ただ言える事は数ある物の内の、
旅の相棒の一つだったことです。
一人旅に出る時にそれまで使っていた携帯電話を返して
新しい電話番号をもらって
その時の最新に近いものを買うて旅に出たからです。
旅先から友人に電話をかけたり、
かかってきたりして改めて便利なものやと思いましたね。
その反面かかってきてほしくない相手からもかかってきますが・・・。
今でもその旅をした時の地図を眺めていると、
その所々でした電話での会話を思い出します。
当然日野町にも持っていきました。
A.P.F.のメンバーも見たことがあるはずです。
現在はもう使えませんが今は手元において置こうと思います。
誰でも持ってても仕方がないのに手元に置いてある、
というものがあるはずです。
いつの日か捨てるときが来るでしょうけど
その時は又、1人旅にでる時かな。
= ヨッシー =

(3)音楽
「the ballad collection / Boys U Men」
最近毎日のように聞いているのが、これ。
Boys U Men です。
男性アーティスト4人組の美しいハーモニーが特徴。
「なんか癒されるCD貸して。」って友達に頼んだ時に、
貸してもらったのがこれなんです。
本当に心が疲れてる時、
なんだか心に染みてくるキレイな声なんだなあ。
癒しを求めてる人にはぜひオススメです!!
癒しを求めてるときには、ぜひオススメです!!
= マリリン =

(4)映画
「トイ・ストーリー2」
最近、DVDで観たんですが、
CGがとてもきれいで、
ちっちゃい時感動したディズニーの薫りがしました。
が、内容はあえてふれません。
そう、ポイントは終わった後にあるんです。
何かというと、NG集があるんです。
どうですか?
全編CGの映画にですよ。
NGシーンなんてあるわけないじゃないですか。
それをわざわざ失敗したシーンを作って
遊んでるんですね。
そういうアイデアに惹かれる、そんな一本でした。
= ぽん輔 =

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●ボランティア
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(5)くわまん日野日記
<第四部 =続・日野町にて -旅立ち- 後編=>
10月24日
この日、センターに着くと、待機者は0だった。
活動中の1グループもしばらく帰って来そうにないということで、
スタッフの人二人と屋根のシート張りに出た。
行き先は「シュッポッポ」という喫茶店。
料理を機関車が運んでくるらしい。
しかも、建物自体もSL型。
ちいさい頃、国道沿いにあるこの店の前を通るたびに、
入りたくてたまらなかった。
なんだか、血が騒ぐ(?)。
スタッフの人のうち一人は高い所がまるっきりだめということで、
私が屋根にのぼらなければならなかったが、
この頃にはこの程度の屋根は余裕になっていた。
活動経験者が私一人だったため意思疎通が難しく、
手間がかかったが、なんとかやりとげた。

午後からはNTさんと雨どいの掃除に行った。
このNTさんは、
後に「復興コンサートにサザンを呼ぼう」
という活動をしていた団体の方である。
あの活動はやっぱりだめだったのだろうか?
残念。
現場につくと、確かに雨どいにいっぱい土がつまっていた。
この家は瓦には被害がなかったようだが、
地震でやっぱり瓦の下の屋根土が出てしまい、
濡れるとねばりをもつ屋根土が雨で流れてつまったようだ。
後の活動も含め私の知る限りでは、
屋根に土をつかっていてこの被害を受けなかった家はない。
NTさんも高い所が苦手なため、
とりあえず、はしごから手を伸ばして土をかきだすことに。
その作業中、
手のわずか5cmほど先にすごい物を見てしまったような気がした。
巨大な蜂の巣・・・、目を疑った。
一瞬頭の中が真っ白になったが、
そのことが間違いのない事実であることを認識したとき、
思わず「うおっ!!」と叫んでしまった。
いや、もっとあやしい叫びだったかも、「うわわぁ〜!」。
いや、「くえぇぇ〜〜!!」かも。
いくらなんでもそれはないか。
すると、その家のおばあちゃんが
「そこに蜂の巣があって困っとるけん、とってごしない。」
知ってたなら先に言ってくれー!
びっくりしちゃったじゃないか。

結局、その巣はNTさんがはたき落としたが、
その巣がどこに飛んでったかわからなくなって、大パニック。
逃げまどう二人。
さらに、二階の雨どいも掃除した。
そのためには屋根に上らなければならないが、
上れるのは私だけ。
けっこう高い屋根だったが、なんともなかった。
今思えば危険な慣れ。
手が届かないところもあったため、ホースの水で洗い流した。
しかし、これが思わぬ危険を招いた。
さあ、屋根からおりようと足元を見ると、瓦がびしょ濡れ、
しかも泥つき。
少し歩くと恐ろしくよく滑った。
四足歩行に進化の道を逆行し、
そろそろとおりたが、それでも滑りまくった。
あ、受験生が見てたらごめん。

この日の活動が終わり、
帰ろうと車に乗ったところで電話。ぽん輔からだった。
JR境線の、ある駅の場所が知りたいと言うことだったが、
私も知らなかった。
こんな田舎では、みんな車で移動するから、
よく行く場所にある駅以外は知らないのが普通だろう。
ヨッシーは献血をしてから(!)、
九州方面に向けて出発したということだった。
あの偏った食生活、あの睡眠環境で、
長期間肉体労働をしていた後に献血とは・・・。
そのバイタリティーには頭が下がる。
もしかして、肉体年齢はヨッシーが一番若いかも。
それはともかく、
これで私を除くA.P.F.メンバーがこの地を去り
(居ついてしまったヤツもいるが)、
それぞれの道へ旅立った。
これはA.P.F.だけではなく、
この頃を境にボランティア数は目に見えて減った。
特に泊まりのボランティアがいなくなり、
体育館もほとんど利用されなくなった。

以下次号へ・・・
= くまわん =

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●「PHAN.」について
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読みにくいかもしれませんが「ファン」と読みます。
「phantasm(想像の産物)」と「fun(楽しみ)」をかけた造語です。
いろいろ楽しい事を想像して作っていきましょう、という事です。

【発行】 A.P.F.
【編集】 ぽん輔(浅井大輔)

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◇「PHAN.」は毎月1・16日配信です。
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