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PHAN. [ A.P.F. Mail Magazine ]
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■No.023 ■2002-12-16
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●はじめに
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いつもの事ながら興味のないヒトにはどうでもいいお話。
ついに矢沢永吉の長年の夢が実現します。
赤坂に地上3階・地下2階の音楽スタジオビルを建設するそうです。
総工費約15億円のビッグプロジェクト。
さすが世界の矢沢。夢もビッグ。
そして来年の1月22日には、
あの伝説のロックバンド・キャロルのベスト・アルバム「ザ★ベスト」と、
初のライブDVD「燃えつきるキャロル・ラスト・ライブ!!」も発売です。
来年は矢沢イヤーになりそうな予感が。

はい、こちらも来年に向けてがんばります。
今年最後の「PHAN.」、第23号のお届けです。

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▼INDEX▼
●「A.P.F.」NEWS
(1)ゆく年くる年。
●お薦めモノ
(2)音楽
(3)ビバ!ナインティーズ
(4)音楽
●ボランティア
(5)くわまん日野日記
<第十部 =新世紀の幕開け 前編=>

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●「A.P.F.」NEWS
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(1)ゆく年くる年。
今年最後の「PHAN.」となりました。
思えば2月に始まり今号で23号。
来年もさらなる飛躍を目指してがんばりますので、
どうぞ皆様よろしくです。

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●お薦めモノ
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(2)音楽
「ONE MORE CAR ONE MORE RIDER / ERIC CLAPTON」
彼については何も語る事は無いでしょう。
偉大なギタリストかつ白人最高のブルースシンガー。
彼自身最後になるだろうと言った
2001年のワールドツアーを収めた作品です。
何も言いません、カッコイイ。ただそれだけです。
個人的にはライヴには行った事が無いので
「いとしのレイラ」がどういう風になって
いるかが非常に興味がありましたが・・・・最高!
ドミノ&デレクスの「レイラ」、
グラミー賞を総なめにしたアンプラクドの「レイラ」、
そして今回のライヴの「レイラ」、
どれも違う味わいがあって良いですね。
グラスを片手に何も考えずに聞きほれて下さい、
何も考えずに・・・・。
= ヨッシー =

(3)ビバ!ナインティーズ
「Vol.2 BUSINESS CARD / HooDrum」
90年代の隠れた名盤を紹介するこのコーナー、
第2回は通な人にはお馴染みなものの
知らない人は全く知らないと思われる(当たり前か)
HooDrumというユニットの紹介です。

どんなユニットか手短に説明すると、
「テクノDJの田中フミヤが、バンドサウンドを
やってみたくて」結成したユニットです。
確かにEl-Maloによるブルージーなハーモニカが聴けたり、
生ドラムの激しいリズムが気持ちよかったりする曲も
ありますが、やはりテクノの面影を残し、
アルバム全体に独特の浮遊感があります。
それと生音の融合がうまく行き、味のある音に
仕上がっています。

しかしやはり、このアルバムで特筆すべきは
最後の7曲目に入っている"HEAVENLY"という曲でしょう。
この曲には当時の肩書きではSNAP SHOTの高崎ゆかり
すなわち現在のユカリフレッシュが参加しているのでした。
そしてここでのヴォーカルは曲のタイトルらしくとても
美しい声を聴かせてくれます。
これだけでも、このアルバムを聴く価値がありますよ。

アルバム写真はHIROMIXが撮影と、話題に絶えない一枚です。
機会があれば是非どうぞ。
= ゆうさく =

(4)音楽
「Freedom Rider / Traffic」
Traffic、1970年発表の5作目、
「John Barleycorn Must Die」から、この1曲。
10代の頃の激しさは影をひそめていますが、
ジャズやフォークなどの要素をおり混ぜての、
音楽的な幅広さを発揮しています。
アメリカが「Easy Rider」なら、
イギリスは「Freedom Rider」。
ちょいと言い過ぎか。でもいいよね。
= ぽん輔 =

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●ボランティア
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(5)くわまん日野日記
<第十部 =新世紀の幕開け 中編=>
1月21日
web A.P.F.がA新聞の地方面に紹介される。
結構大きな写真にはヨッシーとぽん輔が。
後ろの方にひそかにYG先生の姿も。

1月31日
この日は、水曜の男TNさんがこられるはずということで、
来てほしいと言われていた。
今シーズン鳥取県西部は
例年よりずっと積雪が少なかったが、
ここのところ晴れの日はほとんどなかった。
でも、この日は久々の晴天。
雪も日が当たらないところに少し残っている程度。
まさに作業日和である。

センターに着くと、やはりTNさんがいた。
二人で藤原自動車号に乗り出発。
まず、チャレンジショップ一番館へ。
これは、地震当日にオープン予定だったが、
被害が大きく11月に延期されてオープンした店
(YG先生曰く、
オープンセレモニーのテープカットをしようとした
まさにそのとき地震がきたとか)。
少し雨漏りがするが、突起物の多い屋根のため
普通にシートを張ると破れるだろうから、
どうしたものかという相談だった。
TNさんが屋根にのぼって様子を見ると、
ひびのある部分が何箇所か発見できたため、
そこをコーキングでふさいではどうかということになった。

次に行ったのは
シートがはがれてしまったので
張りなおしてほしいという家。
これは地震直後に自衛隊が張ったものということだった。
この屋根には、あまり日が当たらないためか、
まだまだ雪が残っていた。
とても屋根にのぼれる状態ではなかったため、
午後にもう一度来ることにした。

もう1件こなしたあと昼休憩をとり、
再びその家へ。
屋根の雪はほとんどなくなっており、
なんとかのぼれそうな状態になった。
総二階の建物のため、一気に二階屋根までのぼる。
一軒家で近くに建物がなく非常にみはらしがよい。
くわまん語に訳せば、
「非常に恐い!」
土嚢を30個ほどあげることにしたが、
2人しかいないため
時間のかかる土嚢の軽量化をせずにくそ重いままあげた。
一気に二階まであげなければならないため、
TNさんがはしごを往復しながら運び、
私が屋根のうえで受け取ることに。
このときはTNさんがターミネーターのように思えた。
そんなこんなで、無事に張ることができた。
二人だけでのシート張りはキツかった。
特にTNさんが、ではあるが。

以下次号へ・・・
= くまわん =

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●「PHAN.」について
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読みにくいかもしれませんが「ファン」と読みます。
「phantasm(想像の産物)」と「fun(楽しみ)」をかけた造語です。
いろいろ楽しい事を想像して作っていきましょう、という事です。

【発行】 A.P.F.
【編集】 ぽん輔(浅井大輔)

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◇「PHAN.」は毎月1・16日配信です。
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