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PHAN. [ A.P.F. Mail Magazine ]
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■No.027 ■2003-02-16
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●はじめに
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今年の干支はヒツジ。
そのヒツジに癒やしの効果があるみたい。
実際に触れるだけではなく、
写真を見たりするだけでも効果があり、
実際に老人保健施設や障害児施設では、
ヒツジを飼って、療養や情操教育に
役立てているところもあるんですって。

ヒツジ年に、嘘かまことか、この話。
でも、北海道・酪農学園大学の
岡本教授の研究の成果だそうです。

この「PHAN.」も、みなさんの癒しになればこれ幸い。
第27号、よろしくです。

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▼INDEX▼
●「A.P.F.」NEWS
(1)お便りの紹介なのです。
●お薦めモノ
(2)ビバ!ナインティーズ
(3)551のアイスキャンディー
●ボランティア
(4)ボランティア・アラカルト
(5)くわまん日野日記
<第十一部 =明日への一歩 後編=>

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●「A.P.F.」NEWS
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(1)お便りの紹介なのです。
たまに届いてる「A.P.F.」へのメール。
そんな中からご紹介します。

今回は第26号の「はじめに」に関するお便りです。

バスから見えたスキー場は、
おそらく蒜山高原にある<蒜山ベアバレースキー場>だと思います。
米子道蒜山ICの少し西にあり、
蒜山高原と鳥取県を境する三平山から南に連なる山々の、
北斜面に作られています。
高速道路のICから近く、
駐車場もゲレンデに近い手頃なスキー場です。
是非一度遊びに行って下さい。

とのメールを、『大山王国中央情報室』様から頂きました。
情報、ありがとうございます。

興味を持たれた方は、
是非、一度遊びに行って下さいナ。
その感想のメール、お待ちしております。

http://www.apf-jp.net/

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●お薦めモノ
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(2)ビバ!ナインティーズ
「Vol.6 ARCH / In the crosstown」
同じレーベル(クルーエルレコード)だった
カヒミカリィから「チェッカーズのよう」とも
コメントされたことのある、
そんな日本の男3人組のバンドを紹介します。

印象としてはギターポップの魅力そのままに、
爽やかさ、輝かしさを感じさせる音です。
そして、伸びやかな歌声が大きな魅力ですね。
少し早いですが、
春の到来を感じるのには、
ぴったりのサウンドだと思います。
是非どうぞ。
= ゆうさく =

(3)551のアイスキャンディー
大阪名物と言えば、
たこ焼きやお好み焼きなのかも知れませんが、
これも是非是非。
まぁ、551と言えば豚マンの方がピンきますが、
ここはアイスキャンディーを。
でも、正直なところ、とてつもなく美味い、
ってなモノではなですよね。
シンプル・イズ・ベスト、
って感じがいいんですよ。
それと木製スティック。
いまだにこれがまた、いいじゃないですか。
斜めにささった木製スティックにつられて、
買ってしまったり、はい。
あえて、この季節にどうぞ。
= ぽん輔 =

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●ボランティア
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(4)ボランティア・アラカルト
ボランティアに対する考え方は、みなさんそれぞれです。
相容れない部分もたくさんあるでしょう。
個々人のボランティアについての考え方です。

ボランティアってなんだろう?
考えてみて気付いた。
震災以来ボランティア活動を続けてきたが、
ボランティアについての
明確な考えが浮かんでくるわけではなく、
漠然としたイメージしかもっていないということに。
そこで、この漠然としたイメージを
できるだけ具体化できるよう努力してみると、
以下のようになるだろうか。
「ボランティアとは困っている人と
それに力を貸すことのできる人との
心のふれあいである。」
例えば・・・
地震で屋根が壊れ雨漏りがして
困っている人がいる。
なんとか力になれないかと思った人が
シートを張る。
それに対してありがとうと思う。
そこに心のふれあいがある。
それがボランティアだと思うのである。
このように考えれば、
バスでお年寄りに席を譲ることだって
ボランティアになりうる。
一方で、つぶれた家にはさまれた人を
救けたとしても、
いやいややっていたとか、
救けられた人にまるっきり感謝の気持ちがない
というような場合には
ボランティアとはいえないことになる。
つまり、ボランティアという言葉にとって
最も重要な要素は
「心」だと考えるのである。
実際になされた行為自体はそれほど重要ではない。
以上が私のボランティア観である。
もっとも、これは、最初に述べたように
私がもっている漠然としたイメージを
無理矢理具体化したものであり、
今現在の考えにすぎない。
後に変化することがあるかもしれない。
久しぶりに真面目なことを真剣に考えたら
なんだか後頭部のあたりが
かゆくなってきたので、
このへんにしておこう。
= くわまん =

(5)くわまん日野日記
<第十一部 =明日への一歩 後編=>
2月24日
日野町で、
今後のボランティアについて考える会
「災害とボランティア」が開かれる。

その第一部講演会では、
地震初期にコーディネーターとして
阪神・淡路地区から来られていた方二人が講演をされた。
そのうちの一人は、
「ポポ」を見て「おぉー!伝説のフルーツやん」と
食べた後に種を持ってかえったNGさんだった
(第三部およびヨッシーの「放浪記」参照)。

第二部座談会では私も発言することになっていた。
昨日マーシーが「パネラーやって」と
やわらかい口調で強く要求してきたからだった。
実際にした発言は少しだけだったけど、
終了後には得体の知れぬ疲労感が。
第三部は懇親会という名の飲み会だった。
会場は、言わずと知れた社会体育館。
宴も中盤にさしかかったころ、
私はマーシー、S君、YG先生たちと話をしていたのだが、
そこに某Cさんがやってきた。
そして「あのよー、○○はよー、・・・(15分)・・・」などと、
私に某団体に対する不満や批判を聞かせ続けた。
しかも、つめたいことにいっしょにいた3人は
私をいけにえとし、3人だけで輪をつくり、
Cさんがはいってこないようにしていた。
なんだかなぁ・・・。
終盤にさしかかると、
一人、また一人と帰りはじめていたのだが、
相当酔っているらしいKJさんは
「帰ります」と言って出ていっては3分後に戻ってきた。
そして、しまいには「毒舌ボランティア」と
評されるYKさんにしつこく求婚するしまつ。
KJさんが本当に帰りはじめたときには、
心配だったので送った方がいいと
S君が追いかけて行ったのだが、
案の定側溝にはまって動けなくなっていたらしい。

この夜、私は体育館に泊まった。

2月25日
起床後、Wさんの指導の下(?)朝食をとった。

午前中、
シートの張り直しの依頼の入っていた家へ
Wさんと下見に行った。
かつて私が未知との遭遇をはたした
青い城塞である(第五部参照)。
ここはまだまだ雪が深く
とても屋根作業ができる状態ではなかった。
雪解けを待つことに。

午後からは、YG先生と聞き取り調査へ。
最初のお宅は拒否的な雰囲気があり、
15分程で終了。
2時間やったくらい疲れたけど。
次のお宅は暖かく迎えてくれ、ほっと安心。
こたつにあたらせてもらいながら2時間以上(!)も
話をうかがうことができた。
普段話相手がいないということもあるのだろう。
この家もそうだったが、
家の修復の
経済的負担の問題などが心配という声もやはり多い。

泣いても笑っても
現在のセンターの体制が維持できるのは3月いっぱい。
聞き取り調査という
新体制へのバトンタッチの第一歩は踏み出された。
少しでもいい形で引き継がれるといいなぁ。

以下次号へ・・・
= くまわん =

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●「PHAN.」について
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読みにくいかもしれませんが「ファン」と読みます。
「phantasm(想像の産物)」と「fun(楽しみ)」をかけた造語です。
いろいろ楽しい事を想像して作っていきましょう、という事です。

【発行】 A.P.F.
【編集】 ぽん輔(浅井大輔)

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◇「PHAN.」は毎月1・16日配信です。
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