第3回は洋ものを紹介してみましょう。スペイン語で「前線」を意味するこのバンド、乱暴な例え方をすれば「南半球のカーディガンズ」(デビューはカーディガンズより早いですけど)な、オーストラリアの4人組です。キュートなヴォーカルにアコースティック・ギター、リコーダーなどでの素朴な音色、しかしなおかつエキセントリックな感じも受ける、奥深いサウンドです。
ここで注目したいのは、"Bizarre Love Triangle"、New Orderのカヴァーですね。原曲のメロディーの美しさ、哀愁をそのままに、アコースティック弾き語りのスタイルで、曲の意味を広げています。こういったサウンドのスタイルだけに、もっといろんな曲のカヴァーも聴いてみたくなりますね。
ちなみにアルバムタイトルと関係せず、Marvinという名前のメンバーはおらず、またマーヴィン・ゲイに捧ぐ作品・・・、ということでもありません。
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