初めてのボランティアで思った「問題点」。私個人で思った事なので異論があるやろうけど、率直に書きます。
もめる人。居ましたこんな人。ただ揉めた理由が分からず、何人かに聞いても皆違う事を言うので、結局分からずじまいやったけど、何しにきたんやろね。揉めた日の夜に、その人の話を聞いた時は、「この人は間違ってない」と思ったけど、今思うとその時から怪しかった。ほげたをあいていたんやな。色々な役所の名詞を見せびらかした時に怪しむべきやった。あ〜人の見る目がない、情けない。
この人は東海地方の洪水の時もボランティアで行っていたらしいが、何をしたかは言っておらず、三日掛りで新聞記者と特種を掴んだらしい。「どこどこの町はボランティアを募集していない」。はっきり言うて私には何の事か分かれへん。「そんな事をする暇があったら、なんで作業せえへんねん」と思ったが。日野町を去ってからの行動は、アホらしくて書く気にもなれへん。
いろんな人が居てますけど、やっぱり被災者の方ともめるのは。しやけど被災者の方もいろいろ。ひたすら感謝してくれる人もおれば、ボランティアがやって当たり前、と態度に表す人も居てるも事実。そらその為に来てるから、気にせえへんかったらええんやけど、そこまで人間が出来てないしな〜。お互いその辺を理解せんとあかんと言うことか。
ごみの山。震災で潰れた物をほかすのと一緒に、前から潰れていた物をついでにほかす被災者が結構居てましたね。潰れた家を直すのにはある程度仕方ないと思うが、限度と言うものが。しかしそれを狙うかのように、仮処分場には古物商らしき人物が。まあ、リユース出来るんやったらそれもええけど稼いだお金を町にちょっとでも寄付するんやったら、もっとええけど、そんなんせえへんやろな。粗大ゴミをほかすのにお金が要る時代、私も同じ事をすると思う。そこまで気を使う余裕がないと思うから。さて、貴方はどうします?ごみと言えばこれもか。
ボランティアの食事。運良く初めの方は弁当が支給されたが、これもごみ。カップ麺もごみ。このふたつは大量なごみになった、なんせ焼却場が不調になった位。そらそうや、小さい町にどっと押し寄せたからね。私が居てた最後の方は分別収集が徹底してきたからましになったと思う。割り箸もカップ麺も洗てから分別したから。そうすると自分の食事は自分で作らなあかんねんな。そう言えば神戸から来た人は、そのつもりで食材を持ってきた人も居てた。しやけど大量に作る所がなかったしな、そんな腕もないし。他のところはどうしたんやろ?
大活躍する軽トラ。小回りが効き、荷物も簡単に積め、人も(?)乗せれて、少々汚れても平気で働き者の軽トラ。ボランティアが居てても、資材を運搬する車が無い事が結構あった。「くわまん日野日記」に出てくる藤原号は提供されていたが、その他はボランティアが乗ってくる軽トラに頼らなあかんかった。しかし常に乗ってくる人が居てるとは限れへんからね。車で被災地に行く時は軽トラで行こう。
毎日入りたいお風呂。やっぱり作業の後はお風呂でさっぱりしたい。しやけどここでは貴重な存在。私が日野町に行った時は、まだ自衛隊の仮設風呂「もみじの湯」(ほんまにこののれんが掛かっていた)があったけど、当然先に被災者の方が入り、残りの時間でボランティア関係の人が入った。しかしここも1回入ったきりですぐに撤去。その後は2,3日に1回くらいの割合かな、他を転々としたのは。ここでは風呂は贅沢品になっていた。
ボランティアに行く理由。これは各個人いろんな理由があると思う。よく聞く意見は、「仕事を休んでまで行く必要はない」やった。確かに仕事を休んでまで行くと、職場の人には迷惑が掛かるやろう。しかし、それでは誰が行くのか。
学生=学校があるときは行かなあかんから夏休みなどの長期休暇の時か。しやけど来てたしなあ、休んで。
定年退職後の人=それらしき人もいてました。
無職の人=私みたいな人。
土日はボランティアの人でごった返していたが平日は少なかった。そうすると常時いてる人が少なく活動が出来ない。「働いてる人もボランティアに行きたかったら、休んで行ったらええねん」。休む事で周りに迷惑がかかるんやったら、いつも以上に仕事をして埋め合わせをしたらええねん。
だいたい何の為の有給休暇や、会社の都合で使われへん人がぎょうさんいてるし、余った有給休暇を買い取ってもくれへん。人生働いて、遊んで、楽しまな!
おっと横道に外れそうなので軌道修正。まあ仕事が出来ない人はボランティアに行っても・・・、これは言いすぎやね。いろんな人が行って、その中でいろんな事をする事によって、自分の中で新たな発見があるみたいやから。人生悩んだらボランティア活動!ボランティアされる方もする方も役に立つから一石二鳥やね、ぼろ儲けや?あなたもぼろ儲けしますか、それとも殻に閉じこもりますか。
そのほかにも小さい問題があったけど、きりがないのでこのへんで。
|