第4回はUKソウルのユニット、IZITを紹介します。僕が知る限りでは、UKソウルのユニットというのは、白人・黒人混成による編成が多く、そんな違いを気にもせず、賑やかに音楽を奏でる姿と言うのが、とても魅力的に見えるのですが、IZITもそうです。
そんな他のユニットとの違いを述べていくと、The Brand New Heaviesが都会的、Jamiroquaiが宇宙的(?)だとすれば、IZITは土着的なサウンドが魅力です。ゆったりとしたグルーヴ、踊るようなアコギ、パーカッション、落ち着いたフルートの音色は、聴く人に柔らかな太陽の光のようなイメージを与えるでしょう。音楽的なバックグラウンドの豊かさも感じる1枚です。
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