この日もシート張り。一軒の家の1階と2階の屋根に張った。この日来ていたのは、19日の活動分で紹介したマーシー(仮)さん、Gさんと初対面のWさん、TNさんだった。二人の紹介も必要だろう。
Wさん:シート張り行脚が終わるまで30日以上連続で来られた、元気なおじいさん。シート張りチームのリーダー(と言うよりは親方?)的存在となる。
TNさん:島根県の大田市から数百kmの道程を毎週(!)水曜日に車で来られる、おそるべき体力・気力の持ち主。2月現在まだ日野に姿が・・・。
シート張りの作業は、土嚢の減量化、シートを張る面積の最小化、竹竿によるシート両端の押さえ、シートの縁の板と釘による固定など、手順が確立しつつあった。
ここまでしっかりやるのは、予約がいっぱいで春にならないと屋根の修理ができないため、冬を越すことができるようしっかりと張らねばならないからだ。土嚢については、震災直後に大量に作ったものが残っていて、これがアホほど重いから。できてるものを減量するより一から作った方が早いし楽だけど、もう袋があまり残っていなかった。格言(?)「土嚢を作るときは用途を考えよう!」
作業の途中でS君もやってきた。休憩中、S君とぽん輔は米子のボランティアセンターで会ってるかもと思い、聞いてみた。く「浅井君(ぽん輔)て知ってる?」S「浅井君?」く「あの坊主の・・・」S「坊主?」く「そうそう、ピンクのスタッフジャンパー着てたよ」S「あぁー!あのピンクの!」く「そう、ピンクの」
この家での作業が終わったときには、もう夕方になっていた。この日の活動はここまでである。これから先ずっと一月以上もシート張り作業が続くことになる。まだ、シート張り行脚は始まったばかり、先は長い・・・。
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